health

【検査体験談】緑内障スクリーニングってどんなことするの?詳しく解説

緑内障スクリーニングの検査内容や流れを、実際の体験談を交えてわかりやすく解説。早期発見の重要性や検査前の準備、注意点も紹介します。

Mochi
#緑内障 #スクリーニング #眼科検査

【検査体験談】緑内障スクリーニングってどんなことするの?

緑内障は日本人の失明原因の上位に挙げられ、早期発見・早期治療が何よりも重要な疾患です。ですが、「緑内障スクリーニングってどんな検査をするのか?」「痛みはあるの?」「何を準備すればいいの?」など、不安や疑問を抱えている方も多いでしょう。

この記事では、実際に私が体験した緑内障スクリーニングの検査内容や流れを詳しく解説するとともに、検査前の準備や注意点、スクリーニングの重要性についてもわかりやすくご説明します。これから検査を受けられる方や、緑内障の早期発見に関心のある方に役立つ情報を提供します。


1. 緑内障スクリーニングとは?なぜ重要?

緑内障とは?

緑内障は、眼球内の圧力(眼圧)が高くなることで視神経が徐々にダメージを受け、視野が狭くなっていく病気です。初期はほとんど自覚症状がなく、気づいた時には視野欠損が進行していることも珍しくありません。

スクリーニングの目的

緑内障スクリーニングは、緑内障の疑いがあるかどうかを早期に判別するための検査です。通常、緑内障が疑われた場合はさらに詳しい検査や治療に進みます。

早期発見ができれば、適切な治療で進行を遅らせ、失明を防ぐことが可能です。特に40歳以上の方、家族に緑内障の方がいる場合は定期的な検査をおすすめします。


2. 緑内障スクリーニングで行う検査の種類

緑内障スクリーニングでは、以下のような基本的な検査が行われます。

2-1. 眼圧測定(トノメトリー)

眼球の内圧を測る検査です。眼圧が通常より高い場合は緑内障の疑いがあります。

  • 検査方法:空気を眼に吹きかけて測定する非接触式や、機械で軽く眼球を押して測る接触式があります。
  • 痛みの有無:非接触式はほぼ無痛で、接触式は少し圧迫感を感じることがあります。

2-2. 視神経検査(眼底検査)

眼底カメラで視神経の状態を撮影し、視神経乳頭の変形や出血の有無を確認します。

  • 検査方法:瞳孔を広げる目薬を点眼し、約15分ほど待ってから撮影します。
  • ポイント:瞳孔が開くと数時間はまぶしさやピントが合いづらい状態が続くため、検査後の予定に注意が必要です。

2-3. 視野検査

視野の欠損がないかを調べる検査で、緑内障の進行度を評価するために重要です。

  • 検査方法:暗い部屋でモニターを見ながら、光が見えたらボタンを押すという操作を繰り返します。
  • 所要時間:片目で約10分程度かかります。
  • 体験談:最初は慣れませんが、検査員の指示をしっかり聞くとスムーズに進みます。

3. 実際の検査体験談

私が緑内障スクリーニングを受けたのは、定期健康診断で眼科を受診したときでした。40歳を過ぎて初めての検査で、正直かなり緊張しました。

3-1. 受付から検査まで

予約時間の10分前に病院に到着。受付で問診票に「家族に緑内障の方がいるか」「目に異常を感じるか」を記入しました。その後、視力検査と眼圧測定からスタートしました。

3-2. 眼圧測定

非接触の空気を吹きかけるタイプで、軽い風が目に当たるだけなので痛みは全くありませんでした。数秒で左右の眼圧を測り、結果はすぐに出ました。

3-3. 眼底検査

目薬で瞳孔を開くため、検査前は車の運転ができないことや、まぶしさが数時間続くことを説明されました。撮影自体は数分で終わり、写真を見ながら医師から視神経の状態について簡単に説明を受けました。

3-4. 視野検査

検査機器の中でじっと一点を見つめ、光の点が見えたらボタンを押すというもの。最初は集中するのが難しかったですが、慣れるとリズムがつかめました。検査中は静かにしている必要があるため、緊張もしました。

3-5. 検査結果

検査後、医師から「現時点で緑内障の疑いはないが、定期的な検査を続けましょう」と説明を受けました。安心感とともに、自分の目の健康への意識が高まりました。


4. 緑内障スクリーニング前に知っておきたいこと

4-1. 検査前の準備

  • 予約の確認:混雑することが多いため、予約をしておくのがおすすめです。
  • 運転の注意:眼底検査のために瞳孔を開く目薬を使う場合、検査当日は車の運転を控えましょう。
  • コンタクトレンズ:検査前に外すよう指示されることがあります。持参しておくと便利です。

4-2. 検査後の注意点

  • 瞳孔が開いている間は光がまぶしく感じるため、サングラスの持参があると快適です。
  • 視界がぼやけることもあるため、無理な外出や激しい運動は避けましょう。

5. まとめ:緑内障スクリーニングを受ける意義とおすすめ

緑内障は自覚症状が出にくい病気のため、定期的なスクリーニングが早期発見・早期治療の鍵となります。検査は痛みも少なく、時間もそれほどかかりません。少しの不安はあるかもしれませんが、医師やスタッフが丁寧に対応してくれるので安心してください。

私の体験からも分かるように、検査を受けることで自分の目の健康状態を正しく把握し、将来の視力を守る大きな一歩となります。40歳を過ぎたら、ぜひ一度緑内障スクリーニングを受けてみることをおすすめします。


この記事が、緑内障スクリーニングに対する不安を和らげ、検査を前向きに受けるきっかけとなれば幸いです。目の健康は一生の宝です。早めの検査で安心を手に入れましょう。

スポンサー

この記事をシェアする